家電とパソコンを新調しようとする度に・・・嫁が立ちはだかるんです。。。何とかして安くて良い家電・パソコンを比較し選び、少ない小遣いで買い揃えていくダメオヤジの奮闘記。

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友人からパソコンを新調したいと相談されています。聞いてみると現在使っているPCはPentium4搭載の数世代前の物だとか。自作・BTO・ショップメイドを問わないので見繕ってくれないかとの事です。この”見繕う”作業が楽しいと思うのですが、彼曰く面倒くさいんですと。まぁ他人のPCを見繕うのも正直面倒くさいのですが(笑)、それではあんまりなので調べてみました。

今回、パソコンを新調するに当たって目的は1つ。これ以外はインターネットをする位らしく、とにかくたった一つの目的。


高速エンコードがしたい!


現在、東芝のハイビジョンDVDレコーダーRD-X10RD-X10を使用中の彼はTS抜き(オリジナルTSあるいはAVC)したデータをそのままHDDに貯めているらしく、「流石にHDDも増える一方なので何とかしたい」と言う動画好きの王道の様な悩みが出て来たそうです(笑)。さらに近々PT2を買うつもりらしく、快適エンコード生活を送りたいのだとか。新PCを一切私に任せている彼がPT2をすんなり買えるかどうかは甚だ疑問ですが(笑)、私なりに検討してみました。



◎PT2搭載を考える
これは最近のスペックのPCにすれば問題ないでしょう。PCIスロットさえ搭載されていれば大丈夫。

◎エンコードを考える
ここが一番の問題です。予算はそれなりにある彼ですのでやはり新CPU(SandyBridge)辺りで行きたいところです。が、このSandyBridgeが問題でして、とにかく悩ましい仕様になっています。ここでSandyBridgeの詳細を書きますと大変な量ですので、詳しくは下記を参照にしてください。

ついに登場したSandy Bridgeのラインアップ
「Sandy Bridge」完全攻略!! Core i7-2600KとCore i5-2500Kを徹底的に試す(表)


■エンコードの為のSandyBridge選び
まず考えなくてはいけない事はどんなソフトを使用してどんなエンコードをするのか。これに尽きます。例えば私の場合はx264を使ってブルーレイ規格になるべく準拠したH.264を作る事にしています(出来ているかは分かりません・・・)。何となく将来も互換的に取り回しがし易そうだからです。根拠はありませんが(笑)。その辺は人によると思いますし、同じ目的でも使用するソフトが人によって変わるでしょう。友人の場合、PegasysのTMPGシリーズ(TMPGEnc 4.0 XPress・TMPGEnc MPEG Editor 3TMPGEnc MPEG Editor 3)を現在使っている事もあり、TMPGEnc Video Mastering Works 5TMPGEnc Video Mastering Works 5でH.264にエンコードしたいとの事でした。

◎CPUのグレードを考える
上記を踏まえた上でCore i7/i5/i3を考えます。エンコードソフトにもよりますが、最近ではエンコードを高速にしたい場合4コアは欲しいです。x264の最新版+AvisynthMTでエンコードするとCore i7 860のマルチコアを使い切ってくれる様になって来ました(うちの環境では)ので、最新版ではないとは言え同じx264エンジンを搭載しているTMPGEnc Video Mastering Works 5を使うのなら4コア+HT(Hyper Threading)は欲しいところです。TB(TurboBoost)はマルチスレッド処理のエンコード中にはあまり使われない気がしますので、個人的にはTBよりもHTを重視したいです。HTの無いCore i5 2500K/2500でも十分早いとは思いますが、どうせ高速エンコードPCを作るのなら4コア+HTにしたいですね。となると必然的にCore i7 2600K/2600/2600Sの三つに絞られてしまいます。が、2600Sは定格クロックが低いですので、実質は2600Kor2600の二択でしょう。


◎Kの有無の違い
細かい違いを見ますと色々あるのですが、エンコードに関係してくる機能面で違いを見ます。

・オーバークロック制限
i7に限らずi5の2500K/2500でもほぼ同様の違いがあるのですが、まずオーバークロック制限の有無と言う違いがあります。K有りはオーバークロックの制限がありませんが、K無しはオーバークロックの制限があります(全く出来ないわけではないです)。友人の場合オーバークロックするとは思えませんので、この点に関してはどちらでも問題ないでしょう。

・内部グラフィック機能の性能差
Core i7 2600K/Core i5 2500K共に内部GPUはHD3000を搭載しています。一方のK無し2600/2500はHD2000です。この差が実は凄く悩ましいわけです。グラフィック機能としてはHD3000/HD2000のどちらもローエンドと言わざるを得ません。例えばゲーム等の高性能グラフィック機能が必要な人は別途グラフィックカードが必要でしょう。ただ、エンコードメインとなるとどちらでもそれほど支障はないです。・・・ところが。SandyBridgeでのエンコードに期待する場合、避けては通れないのがCPU+GPUエンコード。つまりIntel Media SDK(Hardware)を使ったGPU処理のエンコードだと思います。このエンコードは画質云々はまだ未確定としても、そこそこ早い事は色んな所のレビューで証明されています。ただし問題点もありまして、Intel Media SDKを使いたい場合、内部GPUを使う事が条件となっています。つまり外付けのグラフィックカードでは動作せずに、HD3000/HD2000を使ってのみ動くわけです。その際、HD3000/HD2000の性能差がエンコード性能にも差を及ぼすのではないかと言う懸念が出ますね。実際に差が出るのかどうかは諸説有るようでしてまだハッキリとした結論は出せません。でもKの有無の値段差は大きくはないですからどうせならK有りを買いたいところでしょう。


■SandyBridge用マザーボード選び
◎チップセットを考える
現在SandyBridgeCPU(1155)対応のマザーボードのチップセットはH67かP67。ここにも凄くイライラさせられる(笑)問題があります。H67は内部GPUが使用可能=Intel Media SDK高速エンコード可能ですが、P67は内部GPU使用不可能=CPUエンコードとなってしまいます(CUDAやATI Stream、SpursEngineエンコード等は別として)。じゃぁH67で良いのかと言うと、H67はオーバークロック不可、P67はオーバークロック可能なんです。Core i7 2600Kを買ってもH67を使う以上オーバークロック機能は使えません。でも2600を買うとGPU機能はHD2000に落ちてしまいます。P67+2600Kであればオーバークロックは可能ですが、Intel Media SDKの高速エンコードは諦めるしかない・・・。と言うなんともいやらしい排他機能なんです。とことん困った仕様です。


◆まとめ
以上を踏まえまして友人には下記を選択肢として出しました。
①P67+Core i7 2600K:オーバークロックしてx264などのCPUエンコードだけで使っていく
②H67+Core i7 2600K:定格(オーバークロックしない)で使う代わりに、Intel Media SDKの高速エンコードも使える状態にする(画質はまだ不明だよ!っと)
③H67+Core i7 2600:どうせオーバークロック出来ないのだから、2600にしてGPU機能も下のクラスで妥協する(性能差は無いかも知れないし)
④今年中に出ると言われている新チップセットまで待つ:オーバークロック+GPUエンコードが共存出来ると噂れている新チップセットが出るまでパソコンを我慢する

※予算次第ではCore i5でも置換可能

友人がどれを選ぶかは不明ですが、私なら・・・う~ん・・・②かなぁ。Intel Media SDK2.0対応のエンコードソフトが沢山でる事を期待して。皆さんはどうします?


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定番エンコードソフト:TMPGEnc Video Mastering Works 5TMPGEnc Video Mastering Works 5
ダウンロード版


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コメント
この記事へのコメント
初めまして、グルグルで
i7 2600 mastering works 5
の検索でたまたま着ました。

うちも先日、エンコーダのためにi7 2600にしたのですが、この時かなり悩みました。
Intel Media SDK(Hardware)が使い買ったけれど、散々考えた結果、うちはIntel Media SDK(Hardware)を捨てて、H67(p67a-gd65)+Core i7 2600にしました(オーバークロックしてないです)

TMPGEnc Video Mastering Works 5でX.264でフィルターは無し。2パスでだいたいDVD1枚に13話入るくらいの品質(平均ビットレート1330-1500kbits)でやってます。
30分TVアニメで地上波(1440*1080)でエンコード時間40分くらい
BS(1920*1080)で55分くらいです。

ちなみに、GeForce GTX465を買って、CUDA のみで試しました。
30分TVアニメで地上波(1440*1080)でエンコード時間15分くらい。
BS(1920*1080)で17分くらいです。
早すぎて驚きました。
でも、ちょっとぼけた感じになったり、早いズームインなどで画質が乱れるので、使うのをやめました。
(他のレビューとかみると、Intel Media SDK(Hardware)はそれがほぼ無く、同じくらい早く終わるそうですよ)。

結果、今の僕は
X264+CUDAで使っています。
これだと品質がほぼ変わらず、
1440*1080でエンコード時間35分くらい。
BS(1920*1080)で50分くらいです。

参考になりますかね?
今考えるとIntel Media SDK(Hardware)捨てたのがやはり気のこりです。
後は希望臼いですがH67でもIntel Media SDK(Hardware)が使えるようなソフトが出るのを待つしかないですね。
2011/01/31(月) 13:02 | URL | 通りすがり #v6O6VgHs[ 編集]
Re: タイトルなし
>通りすがりさん

コメントありがとうございます。
Sandy Bridge悩みますよね。Intelが何を狙っているのか未だに分かりませんが(笑)。

年内にZ68が出るとの噂もありますし、もっと言えば次世代CPU・Ivy Bridgeの登場もそう遠くないみたいですし、とりあえず”今”を考えるのが一番のような気がします。
お金が貯まったら”次”を考えると(笑)。

通りすがりさんのエンコード結果非常に興味深く拝見しました。
2600早いですね!x264及びx264+CUDAの組み合わせは羨ましい結果だと思います。
うちのCore i7 860でのx264(cli)単独エンコードだと30分番組(実写)の場合1passで45分以上?掛かっていますね。
(最近はリサイズする事が多いのでフィルターレスのエンコード時間を忘れちゃっていますが)
やはり2600には遠く及びませんね。

24コマアニメの場合プルダウンをはずしてあげるともう少しエンコード時間の短縮が可能かと思われますね。
ただしプルダウンの法則を見つけ出すのに時間が掛かる可能性がありますが・・・。


P67でのIntel Media SDK(Hardware)使用は厳しいのかも知れませんが、
Intel Media SDK(Hardware)とx264の画質の差はやはり少なからず有るようですので、
結局保存用エンコードではx264を使う事になる気がしています(勿論個人差は有りますが)し、
次の動きがあるまでは何も考えず一緒にエンコードを楽しみましょう(笑)。

またご報告お待ちしてます!

2011/01/31(月) 22:33 | URL | ジョンジョロリン #-[ 編集]
本当に今を考えるしかありませんよね。
次を待っていたら、それは高性能だろうけど、一向に買えなくなってしまいますからね。
あとは次が出たら速攻で今のを売って頭金にするという方法もありますが、多分、そんな時にはお金が無いものですしね。

2600は本当に自分でも早く感じます。
以前はCore 2 Quad Q6600使っていて、1440*1080でh.264で2時間30分
1980+1080で3時間40分とすごく大変でしたから。
ちなみに書き忘れてましたがソースはPT2で録画したものです。
OSは以前のQ6600の時も今の2600もwindows7 64版です。
メモリーはQ6600の時は8G
2600では、今メモリーがすごい安いので16Gにしてしまいました。

>Intel Media SDK(Hardware)とx264の画質の差はやはり少なからず有るようですので、
結局保存用エンコードではx264を使う事になる気がしています
確かにそうですね。
そう考えるとやはりP67にしといて良かったのかも(エンコード以外にゲームなどにも使ってますから)。

プルダウンは、前にチャレンジしたのですが、素人に近いソフトに頼りっぱなしの僕には無理でした。

そうそうエンコードを早くで考えているのでしたらi5 2500でIntel Media SDK(Hardware)無しはやめたほうが良いですよ。
それこそ、それなら次を待った方がよいでしょう。
Intel Media SDK(Hardware)を使っていくのなら安いし、それはそれでありだと思いますが。
2011/01/31(月) 23:07 | URL | 通りすがり #v6O6VgHs[ 編集]
2点ほど…
その友人、まさに私ですw
状況がぴったりすぎてびっくりしました。

SandyBridgeは色々と悩ましいですよね。
私はハードエンコの品質・速度が満足できるようなら、
H67+2500K+RADEONとして、エンコ時はチップセットをプライマリに、
描画性能が欲しい場合はグラボ側をプライマリに変更して使おうかと考えています。

ところで2点疑問なのですが、
1.ハードエンコ前提ならHTは関係ないと思うのですが、違いますか?
この場合、2500/2500Kでも十分ではないかと。

2.ソフトエンコの場合でも、エンコ中の他作業を考えなければHTは無い方が良い気がしますが、違いますか?
2chのスレを見ると、以下のような書込みがあったので。
>つまり同時に4つのアプリ起動して平行エンコ(一つのエンコは大幅に遅くなる)ならHTは有効だけど
>一つだけエンコを走らせる場合は4Coreを使い切る2500Kの方が速くなるってことだね
>平行(並列)エンコより1個づつエンコを終わらせて順次やっていく方が速そう
ttp://2chnull.info/r/jisaku/1294032451
の39,59,74,93あたり参照。
2011/01/31(月) 23:34 | URL | hoppy #-[ 編集]
H64 P64のインテル不具合でえらいことになってしまいましたね。

修正版マザーの出荷に少し時間かかるみたいだし、
こうなると購入を控えて様子見しかないですね。
2011/02/01(火) 20:02 | URL | 通りすがり #v6O6VgHs[ 編集]
Re: 2点ほど…
>hoppyさん

はじめまして。
コメントありがとうございます。

私も詳しくは無いので自信を持っていえないのですが(汗)、
ハードエンコード時は確かにHTは関係ないかも知れませんね。
原則CPUはほとんど使いませんし。

エンコード単体の場合のHTですが、エンコードソフトによって結果は違うみたいです。
HT対応ソフトではHTをONの状態の方が早いと言う結果も出ているようですよ。
x264で単体でエンコードした場合、HTが有った方が速度が出たとの報告を何件か見つけたものですから。
ただ2chの人たちは無い方が早かったみたいですね・・・。
う~んどっちなんでしょうね?(笑)。

あと、有名なところではWindowsXPやVISTAよりも7の方がHTをうまく使いきれるみたいですね。
特に64bitでは。
これもソフトとの相性は当然あるんでしょうが。

結局結論が出ませんね(笑)。すいません(汗)。
2011/02/01(火) 22:35 | URL | ジョンジョロリン #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>通りすがりさん

こんばんは。

2600は本当に早そうですね。i7 860売り飛ばして欲しくなってきました・・・。

メモリー16GBですか!
友人のメモリーをいくつにするか悩んでいたんですよね。
32bitOSを買うのなら話は別ですが16GB位にしてみたいんですよ。

エンコード速度で見ると8GBと16GBで差は有るんでしょうか?


私が買ったと言う理由だけでREGZAを買ったような友人ですから
エンコード画質は多分それほど気にしないと思うので、Intel Media SDKで割り切るのも1つですよね(笑)。
多分エンコードスピードには感動してくれるかと。
とか言っている間にインテルがぶっ飛んじゃいました。
これは買い時を失う予感が・・・。

その内エンコードもブログ内で扱ってみようと思っていますので、
プルダウンちょっとだけ触れます。
私も素人ですのでちょっとで勘弁してください(笑)。

2011/02/01(火) 22:51 | URL | ジョンジョロリン #-[ 編集]
ちょっと気になったのでHTのONとOFFで実験してみました。

10分くらいの動画をいつもと同じ設定でエンコード。
HTをマザーでOFFにしての結果、8分11秒。
HTをONの時は7分11秒でした。
ソフトはTMPGEnc Video Mastering Works 5です。
このソフトの場合は、普通にONで使っているほうが全然早いですね。

あと、メモリー16Gを8Gにしてエンコーもしてみましたが、こちらは変わりませんでした。
まあ、エンコーで8Gあれば十分すぎなのかも。
4Gはデュアルメモリーにならないし、立ち上げた時から重かったので、計測すらしませんでした。

>プルダウンちょっとだけ触れます。
楽しみにしています。
2011/02/02(水) 15:18 | URL | 通りすがり #v6O6VgHs[ 編集]
Re: タイトルなし
>通りすがりさん

わざわざ実験してくださってありがとうございます!
とても参考になります。

HT有りの方が早かったですか。
結構違うものですね。これはHT有りで使いたいですねぇ。

メモリーまで実験していただいて恐縮です。
想像はしていたのですが、やはり8GB有ればエンコード的には十分ですね。
参考にさせていただきます!!


お礼と言っては何ですが、私のPen4搭載PCでのTMPGEnc Video Mastering Works 5を使った
x264エンコードの結果を(笑)。
体験版ですのでテロップ合成分遅いのはご承知いただきまして

素材:フルHD 1分30秒
エンコード時間 1時間オーバー(笑)。

ごめんなさい。1時間を越えたので辞めちゃいました。
ご参考までに(笑)
2011/02/02(水) 20:13 | URL | ジョンジョロリン #-[ 編集]
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