家電とパソコンを新調しようとする度に・・・嫁が立ちはだかるんです。。。何とかして安くて良い家電・パソコンを比較し選び、少ない小遣いで買い揃えていくダメオヤジの奮闘記。

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このブログは家電やパソコンパーツ等を中年オヤジの少ない小遣いの中で買っていく奮闘記です。
実際に店やネットを回って得た比較情報や、購入して使ってみたレビューなどを書いていきます。
皆さんの家電・パソコン選びの参考になれば幸いです。
※でもあくまで自己責任で買ってくださいね

解像度だけでは映像は綺麗にならない


私個人の意見ではありますが、
かねてから解像度至上主義の映像業界に疑問を持っていました。
解像度を上げるのであれば、それに見合う色域、ビット深度を用意し、
また映像コーデックもスペックアップするなど
トータルで映像を作らないと、まともな映像にはならないと思っています。

調べてみますと、どうやらここまで4Kだ、8Kだと解像度だけを
追いかけているのは日本だけらしく、
ハリウッドを中心として世界では解像度よりも別の映像要素に興味があるようです。
私もこの動きには大賛成です。


HDRの世界


世界の動向の一つにHDR(ハイダイナミックレンジ)化があります。
HDRとは簡単に言っちゃいますと、輝度のレンジを従来よりも広げようと言うお話です。
具体的にどういう事か?

単に映像が明るくなると考えがちですが、そうではなく、
暗部と明部の表現可能輝度範囲が広くなることにより、
従来よりもディテールが詳細に出力される事になります


人間の目は色の差よりも輝度の差に敏感だと言われていますので
HDRによるコントラストアップによって
「綺麗な映像」と認識されやすくなると言えるでしょう。


ただ、残念な事に、現在このHDRは様々な方式が乱立しています。
HDR10、Dolby Vision、Hybrid Log-gamma、Philip HDRなど、
規格争いのような状態が続いてしまっています。
この規格争いが製品に影響を与え、
製品間の互換に影響を与えない事を願いますが、
いずれにしてもHDRの波は大歓迎です。


ついにHDR対応のUltra HD Blu-rayレコーダー登場!


日本では解像度にばかり注目していると書きましたが、
そんな中でもようやくHDRが注目されはじめており、
家電製品にもHDR対応製品が出始めています。

注目すべき商品がこちら。
Ultra HDブルーレイ再生対応 4K対応 DIGA DMR-UBZ1 DIGA DMR-UBZ1



DMR-UBZ1は世界初のUltra HD Blu-ray再生機能を搭載した
ブルーレイレコーダー
です。

Ultra HD Blu-rayとは?
【Ultra HD Blu-rayの映像スペック】
・解像度:2K(1920×1080)、4K(3840×2160)
・コーデック:HEVC(H.265) MAX 100Mbps
 (BDはAVC(H.264) MAX 40Mbps)
・フレームレート:23.976p/24p/25p/50p/59.94p/60p
・色ビット深度:10bit (BDは8bit)
・色空間:BT.2020 / BT.709 (BDはBT.709のみ)
・クロマサンプリング:4:2:0 (BDも同じ)
・DR:HDR(HDR10) / SDR (BDはSDRのみ)

ざっとこんな感じでしょうか。
従来のBDと比較してもかなりスペックアップしていますね。
残念なのはクロマサンプリングが4:2:0な点。
出力は4:4:4に対応できるようですが、
元々映像が持っている色情報を間引いて収録している訳ですので
アップサンプリングするとは言えもったいないとは思います。


デジタルシネマ vs Ultra HD Blu-ray


よくある比較に映画館での映画映像と家庭用映像との比較です。
BDは解像度が1920×1080で、
映画館の2K映画は2048×1080だからほぼ同画質だ!
と言うナンセンスな議論も見かけます。

映画館のデジタル映像は解像度こそBD品質(4K除く)ですが、
・映像コーデック:JPEG2000 MAX 250Mbps
・色ビット深度:12bit
・クロマサンプリング:4:4:4(3Dは4:2:2?)
BDの映像スペックを圧倒しています。
断言します。圧倒です(笑)。

ウェーブレット圧縮であるJPEG2000コーデックを使用し
最大250Mbpsの転送レートで制作でき、
ビット深度は12bit、
クロマサンプリングも4:4:4とオリジナルの色情報を
省くことなく再現できています。
これでも映画館とBDが同品質と言いますか?(笑)
私はそうは思いません。

しかし、今回のUltra HD Blu-rayはちょっと頑張っています。
先にも言いましたように、コーデックや映写環境などなど
未だにデジタルシネマに及ばない事は多いです。
しかし、今回HDRを採用した事により、
HDRというデジタルシネマにはまだ普及していない訴求ポイント
が出来たのも事実です。
だからこそUltra HD Blu-rayの”4:2:0収録”はもったいないのですが・・・。

私も何度かHDR映像を見たことがありますが、
SDR(スタンダードダイナミックレンジ)の4K映像なんかより、
HDRの2K映像の方がよっぽど綺麗と感じました。
(ソースによりますが)


HDRが注目を浴びだして間もないですので、
映画製作の段階でHDRに対応した
制作がされていないコンテンツも少なくないでしょう。
ですので、DMR-UBZ1が出荷されたとは言え、
全てのUltra HD Blu-rayコンテンツが最高映像かどうかは分かりません。

しかし、私にとっては4Kや8Kだけを追いかけている世界よりはよっぽど魅力的です。
コンテンツホルダーもテレビ放送にコピーガードをかけて
自らコンテンツ市場を荒らしている位なら、
Ultra HD Blu-rayのパッケージと放送の音声・映像スペックで差別化をはかり
テレビとパッケージの共存を狙う
方がよっぽど未来がある気がします。
Ultra HD Blu-rayと全く同一のスペックを放送するのは
どう考えても容易ではないのですから。


HDRだけでない新たな映像の世界に期待


ようやくまともな高品質映像への家電が出始めますが、
ただの4Kテレビを「これぞ未来のテレビだ!」と消費者に買わせてきた
メーカーの罪は重いと思います。
(ですので今テレビを買われる方はよく検討した方がいいですよ!)

しかし、パナソニックがUltra HD Blu-ray再生対応のDIGA DMR-UBZ1を
販売した意味は大きいです。
BDレコーダーに魅力を感じていない私も俄然注目しています。
ただ・・・どうせならBDプレーヤーにしてもっと安くして欲しかったな(笑)


■世界初Ultra HD Blu-ray再生対応BDレコーダー
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